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令和三年度・評議員会及び総会の書面開催ならびに研究発表会の実施(予定)について

 会員 各位

 日頃から、日本民具学会の活動・運営にご理解ご協力をいただき、まことにありがとうございます。
 新型コロナウィルス感染症の蔓延により、昨年から現在に至るまで総務担当理事が定期的に事務局に入構して事務処理をしておりますが、引き続き学会の事務が滞っておりますことを重ねてお詫び申し上げます。
 日本民具学会の大会につきましては、この二年間開催できず、評議員会及び総会を対面ではなく郵送による書面での実施と致しました。こうした状況のもと、今年度の大会につきまして開催を検討してきましたが、一時期は感染者数が減少したもののまた増加の状況にあって今後の動向は見通せず、さらに、相変わらず開催にあたっての十分な準備を行うことが困難な情勢にありました。
 また、今年度の評議員会は、三年に一度となる理事及び会長・監事選出の年に当たっているところですが、評議員会や総会を開催する時の状況が分からない中では、特に地方に在住する会員の移動が難しく、対面での開催が成立しないことも想定されます。
 このような状況に鑑み、まことに遺憾ではありますが先日開催した理事会におきまして、今年度も大会は実施せず、評議員会及び総会を令和元・二年度と同様に郵送で行うことを決定致しましたので、何卒ご了解をいただきますようお願い申し上げます。なお、新たな評議員による理事・会長の選任の選挙も事前に郵送で実施致しますので併せてよろしくお願い致します。
 ただ、大会時に行っていた会員の研究発表につきまして、その業績とする場を確保するため、令和4年12月4日(日)の一日の日程で、横浜での対面での研究発表会の開催を計画しております。論題は自由発表とし、参加費等は徴収しません。発表形式は会場での対面としますが、オンラインでの配信等は現状では未定です。今後、発表のエントリーの期日など、詳細が決まりましたら改めてご案内致しますので、研究発表会での発表や参加についてご検討いただければ幸いです。ただし、上記に関わらず再び感染状況が悪化した場合には、研究発表会の開催自体を見直す場合もあることを申し添えます。
 会員の皆様には引き続きご不便をお掛けしますが、今後とも学会の運営状況等につきましては、本学会ホームページをご覧いただき、ご確認いただきますようお願い申し上げます。

日本民具学会 会長 菊池 健策


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