日本民具学会第45回大会を開催します!
福島県南会津郡只見町には、平成15年(2003)に国指定重要有形民俗文化財に指定された「会津只見の生産用具と仕事着コレクション」2,333点があります。このコレクションが指定に至る過程では、多くの地元の人々の参加がありました。地元の人々が参加しながら作り上げたコレクションの整理方法は「只見方式」として名をはせました。さらに、これらの資料を収蔵公開する施設が、ただみ・モノとくらしのミュージアムとして2022年7月に開館しました。
只見町を舞台にした民具にかかわる一連の活動が、国指定の文化財として結実し、ミュージアムの誕生という形で開花したことにあわせて、11月日本民具学会大会を只見町で開催することにいたしました。当地は、指定に至る経緯をつぶさに体感でき、町が誇るブナの森を身近に観察できるなど、魅力にあふれた地域です。このほか、昨年10月に、新潟・福島豪雨災害以来11年にわたって不通であった只見線が全線開通して、話題となっています。
民具学会会員の皆様、2019年以来の久しぶりの大会への参加をお待ちしています。
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●期 日 |
2023年(令和5)11月18日(土)~19日(日)
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●場 所
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「季の郷 湯ら里」(福島県南会津郡只見町の温泉宿泊施設)
※宿泊は会場と同じ場所で、基本的に相部屋になります。只見町内には民宿がありますが、この時期は工事関係者が長期滞在して空きがないという情報をいただいています。
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●日 程
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※会場へのアクセスが困難ですので、次のプランを用意しています。
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11月18日(土)
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| 【送迎・見学】
10:00~
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東北新幹線那須塩原駅から、参加なさる方々を「湯ら里」のバスで送迎します。途中、南会津町山口にある「道の駅きらら」(旧南郷村)にて昼食。その後、「モノとくらしのミュージアムの見学」をします。
この博物館は、「収蔵庫も見せる」というコンセプトになっていますので、交代で収蔵庫内を見学できます。
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【公開トーク】
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「モノと語る―只見民具整理の始まりと未來―(仮)」
佐々木長生、佐野賢治、神野善治、新国勇、民具整理に関わった方々
※公開トークの前後に、理事会、評議員会及び総会を予定。
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18:00~ |
懇親会(湯ら里)
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11月19日(日)
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9:00~12:00 |
研究発表 終了後解散 |
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12:15~13:00 |
昼食(弁当) ※宿泊者分は予約済み(単品2,500円) |
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13:00 |
「季の郷 湯ら里」をバスで出発 |
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15:00 |
JR那須塩原駅着 |
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●オプショナルツアーの予定について
19日(日)の昼食後、オプショナルツアーを計画しています。参加人数などにより内容が変更になる場合があります。
見学候補:只見町ブナセンター(ただみ・ブナと川のミュージアム)、朝日収蔵庫(国指定以外の資料が収蔵されています。)、ブナ林見学(2次林ですが、山奥に分け入らずにブナの林を体験できます)
19日も希望者は宿泊できます。1泊2食で13,900円です。ご希望の方は参加申し込みの際にお知らせください。
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●料 金
○参加費:4,000円(『会津只見の生産用具と仕事着コレクション解説・資料目録』『会津只見は、民具がいっぱい!1万点』を含む)
○宿泊費(懇親会費、19日の昼食代含む):17,500円
懇親会のみの参加は5,000円。19日の昼食代は2,500円です。
近くにコンビニや飲食店はありませんので、ご注意ください。
○原則1部屋2人以上での使用になりますが、1人部屋もありますので、ご希望の方は相談ください。
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●宿泊先の部屋及び問い合わせ先
原則1部屋2人以上での使用になりますが、一人部屋もありますのでご希望の方は相談ください。また、参加者同士で相部屋をご希望の方など、ご希望や質問は下記のメールアドレスまでお願いします。原則として電話でのお問い合わせは諸般の事情により受けていません
mingu.tadami2023(at)gmail.com
※(at)を「@」に置き換えて送信ください。
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*申し込み締め切り
大会申し込みの返信用ハガキは、9月22日(金)必着で返送ください。
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