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第35回日本民具学会大会報告

会期: 平成22年10月30日(土)~31日(日)
会場: 川越市市民会館(埼玉県川越市郭町1-18-7)
主催: 日本民具学会
後援: 埼玉県教育委員会 川越市教育委員会 埼玉民俗の会
埼玉県博物館連絡協議会 東日本民俗担当学芸員研究会
埼玉新聞社
実行委員長: 栃原嗣雄
副実行委員長:大野政己
 実行委員: 飯塚好 宇田哲雄 岡本一雄 尾上一明 香月節子 
金井塚正道 小島孝夫 玉井幹司 二階堂実 服部武 
三浦久美子 三田村佳子 峯岸太郎 宮本八惠子 柳正博
 事務局長:大久根 茂


1.日程
  ○平成22年10月30日(土)
 理事会・評議員会・公開記念講演・公開シンポジウム・総会・懇親会
  ○平成22年10月31日(日)
 研究発表
  自由発表:10件
  課題発表「交通と民具」:3件
 見学会

2.10月30日の実施内容
(1)理事会
(2)評議員会
(3)公開シンポジウム「民具のデータベース化の現状と課題」
基調講演 神野善治(武蔵野美術大学)
「民具のデータベース化の現状と課題」
事例報告 前田俊一郎(文化庁)
「重要有形民俗文化財のデータベース化の取り組み
―台帳管理システムの構築とこれからの課題―」
事例報告 篠崎茂雄(栃木県立博物館)
「民具のデータベース化~栃木県立博物館の事例より~」
事例報告 山本正実(小鹿野町教育委員会)
「地図から消えた村のデータを伝える
-合角(かっかく)ダム水没地域の民具収集と整理から-」
コメンテーター 小島孝夫(成城大学)
司会 岡本一雄・尾上一明
(4)会員総会及び研究奨励賞授与式
※研究奨励賞は該当者なし。
(5)懇親会
会場 山吹楼(川越市小仙波700-1)
南田島の足踊り(川越市指定無形民俗文化財)の上演あり。
3.10月31日の実施内容
(1)自由発表
 羽毛田智幸民具整理方法の探求
 大島 幸子針口天秤の形態について-針口とヒラキを中心に-
 下田かさね『百鬼夜行絵巻』に描かれた器物の時代変遷
  < 休 憩 >
 杉山 是清縄文中期農耕の予察的展望
 石野 律子地理教育用の織物標本について
  < 昼 食 >
 樫村 賢二湯梨浜町泊歴史民俗資料館所蔵の漁撈用具について
 外立ますみ漁撈用具の整備で見えてきたこと
-沼津市歴史民俗資料館のデータ整備と課題-
 米山 裕子漁網の実測について
  < 休 憩 >
 北村 春香暮らしの中の紙づくり-軍道紙とラオスの竹紙を事例として-
 佐々木長生藍染めの初染め儀礼について

(2)課題発表「交通と民具」 ※午前中のみ
 大野 恵三隠岐の黒曜石を本土に運んだ縄文人の櫂さばき
-昭和の丸木舟《カラムシⅡ世》の実験航海-
 服部  武交通の発達と竹細工生産の変化
-神奈川・静岡・埼玉のパイスケの事例から-
 織野 英史背架(ペイチャ)とKraxen-ユーラシア東西負子の比較民具学-
  < 休 憩 >
 映像記録「上尾の摘田」の上映と解説(小川直之)

(3)見学会  ※午後、希望者のみ
 提灯と地口行灯づくり(一力斎)→山崎家住宅(川越市指定)→服部民俗資料館
 →蔵造りの町並みと時の鐘(国指定伝統的建造物群保存地区)→蔵造り資料館
 →菓子屋横丁と玉力製菓→桶職人(荒井家)

 
4.参加状況
(1)大会参加人数:115名
(2)懇親会参加人数:86名

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